120424
処理案件が増え続けています

画像の説明

5〜6年前に一念発起して、ウェッブサイトを作りましたが、
あの時に匹敵するような、霧に包まれた迷路に踏み込んでいます。

そもそもは、体力、気力、集中力が徐々に衰えているのに
複数の外国語にチャレンジしようとたり、
(まだ英語だけですが、年内には+2カ国語と予想しています)
仕事の方も電子書籍のプロジェクトを立ち上げようとしたり、
絵本の多言語化に取り組もうとしたりで、
処理案件が日増しに増えている状態なんです。

このままでは、目の前の案件に埋没してしまうぞ、との
危機感をおぼえ始めたものですから、その解決方法を
沈思黙考しながら、APP Storeに行ってみました。
掲出した画像は、アメリカのOMNI社が作成販売している
アプリケーションの検索結果一覧です。

すでにダウンロード済みのOmniFocusは、6千数百円です。
プロジェクトおよび処理案件のタスク管理ソフトです。
恐ろしくややっこしくて、GTD(Get Things Done)という
専門的な頭脳生理学か心理学か良く分かりませんが
しっかりした理論体系を元に考案されたソフトです。

もうひとつのダウンロード済みのOmniOutlinerは、3千数百円です。
これは、文書書式を自在に素早く作成するためのソフトで
まだ熟読していませんが、文書中に音声や動画も組み込めるようです。
いわゆるリッチテキストの一種なんだろうと思います。
ひと頃の時代と較べると、画期的です。

どうですか?値段が高いでしょう?
APP Storeでは無料アプリが多いですし、
数百円のものがほとんどで、ちょっと高くても千円程度。
でも、ああこれを使いこなせたらいいだろうな、
と思わせるのは上記の中のOmniPlanで
なんと17,000円なんです。
でも、これらを自在に使いこなせたら、
かなり管理スキルを高めることができるだろうなと
思わせるデモ画像なんです。

でもですね、そのデモ画像って、男性が
恐ろしく速いスピードで、しかも英語ではあるんですが
完璧にブリティッシュ・アクセントなんですよ。
英国の発音なんですね。
最初視聴したときは、思わず笑ってしまいました。
だって、アメリカで仕事をしていたので
英語にはある程度自信があったのですが
はるか昔、初めてロンドンに行ったときに
一瞬、タクシーの運転手さんが
何語を話しているのだろうと思って、
会話が成り立たなかった時のことを思い出したんですね。

マイ・フェア・レディーのあれですよ。
「The Rain in Spain Stays Mainly in a Plain」
言語学のヒギンズ教授の前で、イライザが
懸命に正しい発音をたたき込まれるのですが
カタカナで書くと、コックニー訛りではこうなります。
「ザ・ライン・イン・スパイン・マインリー・スタイズ・イン・ザ・プライン」
多少英語に自信がある人でも、初めて
この種の発音を耳にしたら、まず聞き取れないと思います。

当時の私は、唖然とすると同時に
すっかり自信を喪失してしまいました。
かなり深刻な挫折感を味わったんです。
でも、何度もロンドンを訪れて、
次第次第に耳が馴れてきました。
ロンドンにはSamuel Frenchといって
舞台や映画俳優を目指す人たち向けの
書店がありました。
やはり、地域別の方言のテープが売られていました。
役によっては、出身地によって異なるアクセントを
使い分ける必要があるからです。

それ以前に、ロス・アンゼルスにあるSamuel Frenchで
俳優が地域別の発音をマスターするための
テープが売られていたのをおぼえていましたので、
ロンドンのお店で、そんな類いのテープを購入し、
必死で耳を馴らす訓練をしました。
今、思い出しました。
アイルランド訛りだとか、なんか数種類聴きましたが
いずれも、まったく理解できませんでした。

でも、耳は徐々に聞き取れるように進化し、
なので、Omniのデモ動画の早口の英国英語も
かなり理解できましたので、ああ人生の苦労は
いつかは報われるって、昔の人が言ってたけど
本当いそうだなと、妙に懐かしく思いました。

でも、当時の私はまだ30歳代でしたから
気力も体力も記憶力も今より充実していたのは
言うまでもありません。
この3月で61歳になってしまいましたので
そりゃあ負担は大きいですよ。
でも、私は諦めずにチャレンジしようとしています。

自分で自分を励まさないと、
それに、こういう場で公言しないと
なかなか前に進まないので、敢えて書いています。
どれぐらいの時間がかかるか分かりませんが
いつかまたこの場で報告させていただきます。

      ブログ「昼寝ネコの雑記帳」から転載