120404
非常時に備えたデータ保全

社内あるいは自宅のパソコンに保存されている
データで、バックアップされていないものは
火災や水没で、文字通りゲームセットです。
昔は、写真を貼ったアルバムを持ち出すという
お話しを良く聞きましたが、昨今では
スキャナーで画像データ化することで
保存性が飛躍的に高まりました。

パソコンのデスクトップに保管されているデータは
外付けのハードディスクにバックアップすることが
可能なのですが、パソコンと一緒に火災に遭ったり
津波で水没したのでは意味がありません。
一番お薦めの安全な方法は、クラウド化された
外部スペースに保存することです。
googleのgmailをお使いの方でしたら
すでに1ギガバイトの容量が無料で与えられており
メールの送受信に関しては十分だと思います。

問題は数ギガバイトから数十あるいは数百
ギガバイトの大事なデータ保存が必要な場合です。
DROP BOXは、無料で2ギガバイトが与えられ
それ以上は月額約10米ドルで50ギガバイトまで、
約20米ドルで100ギガバイトまでを、クラウド化された
スペースにストックすることができます。
一般的に、クラウドサービスを提供する企業は
世界規模で複数のバックアップ拠点を確保していますので
100%とはいえないものの、ほぼそれに近い確率の
安全性を確保できているはずです。
直筆の手紙や作品などは別として
データ化された貴重な資料は、なるべく
クラウド化されたサービスを利用するよう
準備された方がいいと思います。