120321
被災地で出産されたお母さんたち

東日本大震災で、親を亡くした子どもたち。
心に深く負った傷を癒やすツールとして
グリーティング絵本「大切なわが子へ」の
特別版を製作しました。
また、子どもを亡くした両親のための本文も
製作しました。
製作作業の途中で、大震災前の1年間に
約5万人の赤ちゃんが、被災地の
東北3県で生まれていることが分かりました。
ご両親は、今、どんな状況で子育てを
されているのだろうか、と考え始め
とうとう、子育て応援版の文章を製作しました。

親を亡くした子どもたちのための絵本は
仙台市内の小学校、中学校の先生たちが
授業で使いたいと、寄贈を申し込んでこられました。
最近は、被災地から、そして疎開先から
子育て最中のお母さんたちからの
申し込みが発生してきています。

この、絵本寄贈プロジェクトが
どういう展開になるのか予測がつきませんが
読まれた方の心に、癒やしが拡がるよう
ただただ願っています。