120229
電子書籍は敷居が高いです

少し技術的な話題になってしまいます。
QuarkXpressからニュースレターが届き、
開いてみたら、ePub化するための
たくさんの動画マニュアルが掲載されていました。
日本語のキャプション説明だけですので
ちょっと分かりにくかったんですが・・・。

どうやらePub3というバージョンでは、
日本語の縦組みとルビには対応しているようです。
でも、日本語特有の「禁則処理」が
いま一つのようで、それと縦組みの日本語を
ePubで読むソフトが、まだ最適ではないような印象でした。

Quark社はどうやらApple社と提携し
InDesignに対抗しようとしているようで
Apple社が提供しているApp Studioをしきりに勧めています。
開発者として有料登録をすることで
ページ内に動画を埋め込んだりなどの加工を可能にします。

現在、amazon.comでダウンロードした電子書籍は
iPadでは読めないそうです。互換性がないんです。
ですから、両社はiPadとkindleを読み取り機器として
激烈な販売戦略を展開し、やがては日本でも
電子書籍はこの2社に集約されてしまうのではないかと
予測しています。
つまり、現在、国産の電子ショップがいくつもあるようですが
おそらく、ガラパゴス状態になるだろうと思います。

昼寝ネコのチームは、iPadとkindleのどちらでも
読めるような規格の製作を目指しますが
販路は、そのような大手に依存する方針は捨てます。
つまり、販売冊数=売上金額を最優先目標にせず
あくまでもコンテンツの質と内容にこだわり
不特定多数の方に投網をかけるのではなく
特定会員を囲い込む方法を目指します。
いつになるか分かりませんが、基本方針は決まっています。

・・・なんて、今はまだ能書きだけですけどね。