120116
「インテリジェンス」を日本語でどう訳すか

1)名著で学ぶインテリジェンス (日経ビジネス人文庫)
  情報史研究会・編集
2)インテリジェンス入門(慶應義塾大学出版会)
  北岡 元・著
3)インテリジェンス(ちくま学芸文庫)
  小谷 賢・著
4)国家戦略とインテリジェンス(PHP)
  奥田 泰広・著
5)インテリジェンス〜機密から政策へ(慶應義塾大学出版会)
  マーク・M・ローエンタール・著 茂田 宏・監訳

以上の5冊は、インテリジェンスに興味を持って
この1年間に購入した書籍のリストです。
「インフォメーション(情報)を集めて分析・判断し、
インテリジェンスに作り上げていく」
これが理解できれば、情報活動の半分は
理解したようなものだ、と教えてもらったことがあります。
まあ、分かったような分からないでもないような・・・。

不安なので、評判の良さそうな上記の本を読んでみようと
あれこれ買ってみたものの、結局どれも
目次を読むだけで、ちゃんと本文を読んでいないんです。
ああ、もったいないなあと、自分でも呆れています。

インフォメーションには、情報という日本語訳があります。
しからばインテリジェンスは?というと、知性ですか?
でも、情報戦の世界では知性という平面的な言葉には
違和感があるんでしょうね。
結局、日本語での適語訳がないために
今でも、インテリジェンスという原語が
そのまま使用されているのでしょう。

素人の私が、インテリジェンスについて定義する
などという恐れ多いことはしませんが、
人生がどうでもいいと思えるのなら別として
もし賢明に生きようとか、自分や家族を守りたいとか、
さらに、日本や日本人のためになること、
そんなことを考えて生きようとするのなら
事象の表面だけを見たり、あるいは
身近な新聞やテレビなどのメディアが流す情報を
鵜呑みにすることはお勧めできません。
そうはいっても、誰だって仕事や家事で忙しく
制約のある環境で生きています。

じゃあ、「ファミリー・ポータルサイト」として
お子さんをお持ちのご家庭のために
有益な情報を提供しましょう、というのが
そもそもの昔からの基本的な考えなんです。
もちろん、今も変わりません。
ですが、実際に手をつけてみると
なかなか簡単ではなく、課題が多いですね。
でも、諦めずに、少しずつでも進展があるよう
引き続き、妄想しながら考えたいと思っています。
頼りは、ドゥーヴィルの姪ネコである
クレモンティーヌなんですが、最近は
さっぱり連絡してこなくなりました。
ユーロ圏も、心配事が多いでしょうからね。
欧州ネコも、忙しくしているのだと思います。