111227
And the World Goes Around

そんなタイトルのミュージカルがあります。
邦題は確か「それでも地球は廻ってる」だったと思います。

天井裏でネズミが出産しようが
民主党政権が瓦解して新党に分裂しようが、
時の総理大臣が、財務事務次官に取り込まれて
すっかり増税路線を突っ走るようになろうが
冷え冷えと空気が乾燥して、体中がかゆかろうが
それでも世界は廻っているんですね。

世の中の動きを、少しずつ調べていくと
改めて自分の無力さ、非力さを痛感します。
私は多少、将棋を指しますが(少し謙遜しています)
悪事を働く人たちは、まるで穴熊(将棋の守りの名前)
のように、自分はしっかりと安全な場所に身を隠し
甘言を弄して、周りを意のままに誘導しているようです。
力のある相手に対しては、どこが弱点かを熟知し
そこを攻めて籠絡しますので、それがなにがしかの
権力と結びついていたら、ひとたまりもありません。

そんな、穴熊で鉄壁の守りを固めている
名人に対して、持ち駒は「歩」が数枚。
どう考えても、これじゃあ勝ち目がないですね。
もちろん、今は全然相手にされませんが
一矢を報いるぞ、という気持ちはあるのです。

なんだか抽象的な表現になりましたが
悪は栄えても、いつかは滅びるのです。
昔から、月光仮面やまぼろし探偵が
そういっているではありませんか。