111122
サイト公開がカウントダウン

震災後の5月下旬、出張最後の夜、ホテルの一室で
被災地向けに特別版の絵本を試作しました。
ちょうど半年経ちましたが、助成してくれる
福祉団体が現れ、また仙台の河北仙版という
河北新報の販売子会社も協力してくれることになり
いよいよ、サイトを公開して
寄贈の申し込みと無料絵本の受付を
開始することになりました。
今日を含めて、あと4日以内に
公開しなければなりません。
なぜなら、27日に発行される
KAHOKUひまわりクラブという
河北仙版が発行するタブロイド新聞でも
寄贈の紹介記事が掲載されるからです。

これまでは、自分の頭の中だけで
展開していたものが、一気にオープンに
なりますので、構造上の欠陥がないかとか
いろいろ心配が募ります。
でも、一番の関心事は、被災地で
親を亡くされたお子さんが、この絵本を読み
一体、どんな印象を持ってくれるか、なんです。
少しでも、心に何かが届いて、
重荷が軽くなってくれること、
それが一番望んでいることです。

昨日、助成してくれた福祉団体から
メールが届きました。
被災者の自殺者が格段と増えている
ということが書かれていました。
想像するだけでも心が痛みます。
できるかどうか分かりませんが
今の寄贈プログラムを進めながら
絵本で何ができるか、考えてみたいと思っています。