111006
新聞社とテレビ局の未来

新聞社とテレビ局は、広告収入に大きく依存する
経営体質だ、という判断に異存がある人は少ないだろう。

ここ数年、企業の広告出稿に対する見方が
大きく変わってきているらしい。
高額なテレビへの広告を減らし、ネットへの
安い広告に切り替えることで、利益率が上がった
と判断する企業が増えており、ますます
マスメディア離れが加速しているようだ。
なので、広告業界にも影響が出始めているようだ。

情報を伝達する媒体が、真に一般市民のためになる
情報をきちんと伝える努力を、地道に続けていれば
まだ、生き残る道も残されているかもしれない。
しかし、広告スポンサーの方だけを見て
市井の人々の利益に反することを続けていたら、
いずれは、スポンサーどころか、消費者からも
そっぽを向かれるに違いない。

終末感のような雰囲気が漂う昨今だが
ネットの発達により、一般市民が
真の主人公になる日が近づいているような
気がしてならない。