111005
お気の毒な営業電話

営業の電話をかけてくる方の気持ちは
痛いほど良く分かるので、できるかぎり
お話しは聴くようにしている。
最近は、医療保険、携帯電話、先物投資、屋根の塗装、
などなど様々だ。
最近は、プロの投資家が損失を被る案件が増えているらしく
遠くギリシアのデフォルト問題や、近くは韓国の銀行の問題など
実に不安が色濃い時代になっているように感じる。
あっという間に、世界中の富を集めたかに見えた中国も
深刻なバブル崩壊の危険性が表面化しつつあるらしい。

こんな、不安だらけで先が見通せない時期に
何かに投資する気持ちにはなかなかなれない。
だから、いかに感じよく営業の電話をかけてきても
気持ちはすっかり冷え切ってしまっている。
「現金を大事に持っていよう」という素朴な考えが
案外、堅実なのかもしれないように思う。
それと、やはり食糧と水、日常品の備蓄なのだろう。