110913
さて、どっちに転ぶかなあ?

東北の被災地で、いわゆる「震災孤児」になった
18歳未満の子どもが、岩手県、宮城県合わせて
2千人近く存在することが、県庁に問い合わせて
分かりました。

数ヶ月前に、「震災孤児」になった子どもの心のケアになる
絵本を寄贈したいという団体へ、既成の絵本をベースに
新規で文章を起こし、特別版として提案しました。
まだ、正式に契約していないのですが、
万が一、キャンセルになってもいいように
地元の地方新聞社と、提携のすり合わせをしています。

今日、ほぼ一日かけて、とりあえず
岩手県向けの推進案ができあがりました。
新聞社の告知協力は得るものの
自力で、寄贈者を募る案です。
自信があるような、ないような、
でも、どちらかというと、行けるだろうと
思っていますが、逆に、おそらくその検討中の団体が
正式契約の申し出をしてくると思います。

昨年は、津軽弁版の絵本を誕生させましたが
この度の絵本は、南部方言、仙台方言、標準語の
3パターンになると予測しています。
スタートしてしまえば、日常業務に組み込むだけの
作業になるので、そこまで行けば楽ちんです。

でも、ある程度の部数が稼働したら
地元のクリエーターの皆さんと一緒に
何か出版したいと考えています。
今現在は、支援してもらう、励ましてもらう、
という受け身に甘んぜざるを得ない状況でしょうけど
自力で出版物を創作し、全国を販路に収益を
生み出せたら精神的にも充実した、
達成感のある環境に身を置けると思うのです。
その辺りを視野に入れて、自分を励ましています。
もしかして、田代島のネコちゃん達も
登場するかもしれませんね。
とても楽しみにしています。

その団体と契約できるか、はたまた
自力で寄贈者を募るようになるか、
結果は改めてお知らせさせていただきます。