110806
ブログとの出会いは時として嬉しい

100%とは言えないだろうが
ブログは、基本的には、
個人が自由に情報発信できる場だ。
中には、企業や団体が広報活動の一環で
スタッフに命じてブログ活動を
させているケースも見受けられる。

個人ブログのいい点は
広告スポンサーの意向に左右されないこと。
やれデスクだのキャップだのから
政治的な配慮で、ああ書くなこう書くな
という横やりが入らないこと。

もちろん、ネット上での世論操作と思われる
ブログや掲示板の書き込みもあるだろう。
しかし、何度か通っているうちに
徐々にそのあたりのバックグラウンドが
透けて見えてくるようになるもので
そこで初めて、どの程度信頼に足るブログかが
判別できる、と思っている。

政治ブログはさすがに数が多く
センセーショナルな話題に事欠かないので
退屈はしない。
しかし、他者を攻撃し、非難することも
確かに大切だが、もっと難しいのは
創造的、建設的、生産的提言をすることだ。
他者の誤りを目にして責めたい気持ちは分かるが
しばしば自己満足と自己陶酔で終わることも多い。

真に求められる社会のリーダーとは
英邁であり、果敢であり、寛容であり
ヴィジョンに殉ずる使命感を持つ人だと
そう思っている。