110713
ネットとテレビの比重

興味深い記事を見た。
調査によれば、若者はテレビよりも
ネットに比重を置いて閲覧しており
いわゆる、テレビ離れが起きているという。
民報のゴールデンタイムの番組も視聴率が10%を
切ることもあり、経営上は危機的だというのだ。

昨日、知人がfacebookへの登録に招待してくれた。
自分のプロフィールを書き込む際に、
好きな音楽、本、映画、そこまでは
順調にいくつかをリスト化した。
次の質問は、「好きなテレビ番組は」、ときた。
はたと困ってしまった。
好きなテレビ番組など存在しないからだ。
まさか「ひょっこりひょうたん島」とか
「チロリン村とクルミの木」なんて
書くわけにもいかない。(半世紀以上前の番組だもの)
かといって、ニュースキャスターの
小谷真生子さんの番組、なんていう表現をしたら
いい笑い者になってしまう。

もうひとつ気になるコメントがあった。
データを集計してみると
テレビを観る時間が長い人ほど
民主党支持の比率が高くなっているそうだ。
そりゃまあ、なんとなく想像がつく。
テレビのニュースは、なかなか
ズバッと報道するのが難しいからだ。
松本復興相の辞任の引き金も
「書いたら、その社は終わりだよ」という
恫喝があり、ほとんどのテレビ局が
放送しなかった中で、東北放送だけが
一部始終を放送し、あっという間に
ネット上に「事実」が拡散した。
そして広く一般市民の知るところとなり
他のテレビ局も、周りを見ながら
おそるおそる放送したではないか。

つまるところ、日頃から信頼できる
情報源を確保しておかないと、
とんば「ババ情報」をつかまされることに
なりかねないので、要注意な時代になっていると思う。