(7)クラブ（A Strophe Cat Club）の機能
具体的な内容説明に入る前に、昼寝ネコ一族に連綿と伝わる「知恵の書」について簡単に説明した方がいいと思います。
昼寝ネコ一族のそもそもの起源について知るネコは、今ではどこにも存在しません。でも、数千年前から、一族に伝わる家訓のようなものがあります。「知恵の書」と呼ばれていますが、文書にして残すことを禁じられており、口承のみによって申し送られてきました。
ですから、時代によって表現も変化し、伝承者の個性が反映されているため、宗教書のようにまったく同一内容というわけではないのです。
でも、基本部分は時代の流れを経ても不可侵とされ、どの地域の昼寝ネコ一族でも共有して語り継がれています。
日本での新たな指令を果たすために、私はパリの「昼寝ネコ一族最高会議」本部に申請しました。「知恵の書」のごく一部のエッセンスを公表する許可を願い出たのです。意外にも簡単に許可されました。かなり要約して記述しますので、少々抽象的な理解しにくい内容になるとは思いますが、がまんしてお読みください。
←(6)に戻る ↑クラブトップページへ →(8)「知恵の書」の一部抜粋部分
(1)創立者からのごあいさつ (2)かなり長い前書き (3)昼寝ネコ一族世界最高会議の決定事項 (4)奇妙な人間との出会い (5)グリーティング絵本「大切なわが子へ」 (6)出版社の協力でクラブを開設 （7)クラブの機能 (8)「知恵の書」の一部抜粋部分 (9)基本理念と情報提供のカテゴリー (10)会員募集方法 (11)会員登録方法 (12)昼寝ネコの日記「おはこんばんちは」